【転職】コロナ禍における転職活動の注意点
- 2021.11.09
- 転職
コロナの影響で、転職においてもリモート面接が一般的になってきました。私もコロナ禍が始まってから、2回ほど転職活動を行まいしたが、良い点、悪い点含めて、対面前提での転職活動と比べると大きく勝手が変わっており、注意する点も多くあります。
今回はコロナ禍における転職活動の注意点について説明したいと思います。
スケジュール調整の注意点
リモート面接において一番注意しなければいけないのがスケジュール調整についてです。
基本的には自宅からリモート面接を受けることができる為、移動時間を加味する必要がなくなり、非常にスケジュールが組みやすくなりました。
その中で注意すべき点について説明したいと思います。
現業務で出社している場合
現職がリモートワークの場合はそれほど問題ありませんが、出社している場合は注意が必要です。
リモート面接の場合、情報の守秘義務もあることから、基本的には外部に情報の漏れない自宅からの参加が一般的で、外部からの参加の場合も外部に声が漏れない会議室などを確保して参加する必要があります。
出社後のリモート面接の場合、基本的には帰宅してから自宅での参加となるため、自宅が都心などではなく会社から離れている場合、業務終了後に直接会社に伺って面接するよりも時間が掛かってしまう可能性があります。その場合は、逆にスケジュール調整が難しくなるため注意が必要です。
当の私も、会社から自宅が離れており、基本はリモートワークでしたが時折出社が必要であったため、出社時の面接については時間調整に苦慮しておりました。
現職で出社が必要で、自宅が会社から遠い場合、会社の近辺にコワーキングスペースなど、面接可能な会議室を確保しておくことをお勧めします。
開始時間が早い傾向にある
リモートワークが一般的になってきたことで、帰宅時間がないことも考慮し、リモート面接も早めの時間を提案されることが多くなってきました。
具体的には、元々は移動時間も考慮し、19時、20時と言った時間を提案してくれることも多かったですが、リモート面接の際には18時や時には日中など、早めの時間で提案されることもありました。
また、リモートワークになったことで、定時後でも仕事連絡が来ることも普通になりました。うっかり業務用PCを立ち上げたままで面接直前に重要相談をされたりすることも。
終業時間直後や業務中にリモート面接を設定している場合は、事前にスケジュールをブロックした上で、業務用のPCは閉じておくことをお勧めします。
リモート会議用ツールの注意点
リモート面接の際には、面接を受ける会社で日常利用しているリモート会議システムを利用するのが一般的です。
しかしながら、リモート会議システムはいくつか種類があるため、面接のたびに違うシステムを使うことになることもあり得ます。
筆者も10社以上とリモート面接をしてきまして、大体はZoomやTeamsでしたが、時にGoogleのHungoutを使うこともありました。
ツールごとに事前の準備や使い勝手(特に背景変更機能は重要)が違ってきますので、リモート面接を受ける際に初めて使うツールを指定された場合は、事前にインストールし、使い勝手を確認しておくことをお勧めします。
服装について
面接の際の服装については、会社ごとにも違いますし、賛否両論あるかと思いますが、リモート面接が増えたことにより、服装に関しても緩くなってきたと感じます。
なぜかと言いますと、面接官側の方も自宅から参加することが多いため、必然的に会社に出社するよりも緩めの服装になりがちとなり、志望者の方にも合わせて緩い服装を許容する方向になってきていると思います。
もちろん、事前にエージェントに確認しておく必要がありますが、私の経験上ほとんど服装について指定されたことはなく、大体はワイシャツのみ(下は短パン)などビジネスカジュアルで挑んでおりました。
リモート面接のメリット
これはリモート面接のみならず、リモート会議でも同様ですが、リモートでは空気や雰囲気を呼んで受け答えをするのが難しいため、回答の際にワンテンポ置いたり、自身が回答する際に一言入れるなど(回答させていただきます等)、リモートならではの注意が必要です。
個人的には、受け答えのペースが対面よりもゆっくりとなるため、逆にゆっくり考えながら落ち着いて回答が出来るようになり、対面よりも話がしやすくなったと思います。
また、基本的にはバストアップしか見られないため、全身を見られているというプレッシャーがなく、大分リラックスして挑むことができると思います。
さらにリモート面接のメリットですが、面接を受けながらモニターを確認することができるため、事前に用意した想定問答を別画面に表示たり、会話中に出た不明点を検索したりと、カンニングしながらの回答も可能です。もちろん、目線がちょこちょこずれると不審に思われるため、注意が必要です。
逆に、もしリモートでの会議の経験の少ない方であれば、対面とはだいぶ勝手が変わるため、事前にエージェントなどに頼んで、リモートでの面接の練習しておくことをお勧めします。
オフィスが見れない
リモート面接の場合、基本的には入社までオフィスに行く機会がありません。
これは非常にデメリットでして、オフィスの雰囲気が事前に確認できないのはもちろんですが、オフィスまでの通勤経路、電車の混み具合、オフィス周辺の飲食点など、仕事をする上で大事な内容を確認する機会がなくなってしまいます。
もし、志望順位の高い会社であるならば、事前に一度はオフィスまで行ってみることをお勧めします。また、会社に相談すればオフィス内を案内してもらえることもありますので、事前にお願いしてみると良いと思います。
私も、過去内定が出て、入社に前向きな会社の場合は、事前にオフィスまで行ってみるのと、人事にオフィスの案内をお願いしていました。
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